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執筆者の写真北島コウ

大きなトランスフォーメーション(変革)も目の前の一つの課題解決から

皆さん、こんにちは。

前回記事では、DXという言葉の定義やその成功例などについて紹介させていただきました。

まあ、正確な言葉の定義なんて覚える必要はないんですが、従来のITやICTという言葉に対して、なぜことさら新しくDXという言葉を定義したか。

これは私見ですが、どうもこれまでのIT/ICTという言葉は業務の効率化やコスト削減という意味合いに受け取られすぎ、強いてはそれが人間の仕事を奪うといった見方につながり、積極的な導入に遅れをとったのではないでしょうか。

前回も述べたように、DXは「デジタル」と「トランスフォーメーション(変革)」に分かれ、後者の「変革」に力点が置かれています。

単にデジタル技術を導入したというだけではDXとは言えず、どのような「変革」をもたらしたかが重要となるわけです。

データを駆使してデジタルトランスフォーメーションを行うイメージ

小さな改善や効率化からコツコツと

とは言え、「変革」はそう簡単なことではありません。

私の考えでは、何か「変革」を起こそうと躍起になるのでなく、シンプルに目の前の課題に向き合って、その解決に取り組むことが重要ではないかと思います。

小さな改善や効率化を積み重ねていくことが、やがては大きな「変革」を生み出す原動力になるのではないでしょうか。

大切なことは、小さな改善や効率化をしたことで満足するのでなく、社会や業界の大きなトレンドの中で、ビジネスのあり方をどのように変化させていくべきかを常に意識することではないかと思います。

3年に渡るコロナ禍で、社会は大きく変化しました。

働き方においても、リモート会議やテレワークなど、思い返せば3年前は導入するのに右往左往しましたが、いまや当たり前のように定着しています。

このような変化に対応できたかどうかによって、この3年間の業績に大きな違いが出てきたケースもあったかもしれません。

状況に応じた改善・改革を重ねながら、常にビジネスのステップアップを狙っていることが「変革」を生み出すのでないかと、私は考えています。

改善を積み重ねてステップアップを図っていくイメージ

目の前の課題解決に取り組みましょう

私は長年、企業において企画部門や新規事業立ち上げの業務に携わってきました。

3年後、5年後のゴールを見据えつつ、バックキャストで、そのゴールを達成するために何をしていくべきか、一つひとつ課題を洗い出し、それを解決していく、そのような業務に長年取り組んできました。

今度はお客様のビジネスの課題解決のために、そのような経験を生かしたいと思っております。

「万里の道も一歩から」ではありませんが、「大きな『変革』も、目の前の一つの課題解決から」です。

まずはお客様のビジネス課題をお聞かせいただきながら、それをどのように解決し、将来の「変革」につなげていくか、一緒に考えさせていただきたく思います。

宜しくお願い致します。


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